ナミダテンジクダイ

撮影　2017年9月：フィリピンマクタン島　水深-10ｍ　大きさ約60ｍｍ

撮影　2006年10月：パラオコロール島　水深-10ｍ　大きさ約50ｍｍ

幼魚：撮影　2011年2月：フィリピンマクタン島水深-12ｍ　大きさ約35ｍｍ

幼魚：撮影　2011年2月：フィリピンマクタン島水深-5ｍ　大きさ約25ｍｍ

幼魚：撮影　2008年4月：パラオコロール島　水深-12ｍ　大きさ約20ｍｍ

ナミダテンジクダイ　学名 Nectamia savayensis
　スズキ目 / テンジクダイ科 / テンジクダイ属
英名　Similar cardinalfish
生息域　福岡県津屋崎、琉球列島、台湾、インド洋～太平洋(ピトケアン諸島まで:
　　　　紅海とハワイ諸島を除く)など。

珊瑚礁域の水深 5ｍ～10ｍ位にに生息しており、日中は岩穴奥深くや岩陰などに
隠れていますが、夜になるとふら～ふら～っとした感じで水底近くを浮遊して
おります。
体の大きさに対して眼は著しく大きく、体地色は淡灰色にて眼の下から頬にかけて
斜め後方向に先細りの暗褐色の斜帯が走り、体側面の中央部には6～10本の輪郭が
明瞭な暗褐色の横帯が入り、尾柄部の測線より上方に太い暗褐色の横帯がある事も
特徴です。

ホソスジナミダテンジクダイ 　学名 N.fusca
撮影　2013年6月：フィリピン・マクタン島　水深-1m　大きさ60mm
近似種のホソスジナミダテンジクダイは眼から斜め下後方に入る帯が細い
ことや、体側面に淡い暗褐色の細い横帯が複数入り、尾柄部に黒色の太い
帯が入ることなどで区別が可能です。
また生息水深が他の種に比べて水深が 1ｍ以浅と非常に浅い水深に生息して
おります。